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「ねじガール」が大活躍!


柿澤社長が入社した1996年(平成8年)頃から、興津螺旋はTPM※に取り組み始めていました。大きく変化したのは工場内の環境で、機器の保全や管理はもちろん、気持ちよく働ける美しい生産現場に。
2012年からの取り組みで注目なのが「ねじガール」。それまで男性だけだった製造現場に、やってみたいという女性社員の申し出を受け入れたのです。そうすることで、女性でも安全に運転できる工作機の導入が進んだり、力のいらない工具を使うなどの工夫が図られ、結果的に男性にとってもより働きやすい場になりました。現在、6〜7人の「ねじガール」が活躍中。「ものづくりに興味がある女性がもっと入社してきてほしい」と柿澤社長は言います。
社員の男女比率は50:50。産休や子供の病気でお休みをとることも想定し、ジョブローテーション制を導入するなど会社の柔軟な取り組みが垣間見えます。
「男女に関わらず、社員の意欲を受け止める姿勢が素晴らしい。環境が良いと出来上がる製品も良いものになるんですよね!」(クリス)
*TPM=Total Productive Maintenance の略。全社をあげて、製造設備の保守・管理などを行い、生産性の向上を図る。