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家族が尊敬し合いながらの経営




プラスチック製造を行なう滋賀県東近江市の会社・株式会社トシプラ。モノづくりの技術はもちろん、家族がそれぞれの役割を担い、尊敬し合いながら運営している点が大きな注目ポイントです。
創業者でアイデアマンでもある開発長の利川 暉(あきら)さん。2018年に社長に就任した暉さんの次女の智子さん。工場長として製造現場の管理を行なう三女の綾子さん。CADを駆使して製品のデザインや設計を担当する四女の舞子さん。
この4人が素晴らしいバランスで経営の中核を担っています。舞子さんは以前から少しずつ家業を手伝っていましたが、智子さんは保険会社勤め、綾子さんは銀行員とまったくの異業種からプラスチック製造現場へと入りました。
モノづくりが好きな暉さんのアイデアや想いを三姉妹が事業にするという構図が新しい家族経営のカタチを描いていると思いませんか?
また、チャレンジドを受け入れて個性を見極めた仕事を提供したり、創業時から残業ゼロを掲げるなど、一歩も二歩も進んだ経営方針にも感銘を受けました。
これからも、固定概念にとらわれない会社経営でオンリーワンを追求してほしいです!