つながっている、ひろがってゆく。交流
このページをシェアする
  • ライン
交流Interview SPOT LIGHT

No.
120
優しい響きの“豊橋弁”

2021.08.23

愛知県豊橋市が舞台のご当地漫画『だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!』では、登場人物が次々と豊橋弁(三河弁)を繰り出します。その独特な言葉や周囲を和ませるニュアンスは、作者の佐野 妙さんも心地よく感じるのだそう。
「親世代の方たちが使う方言に接していると自分も自然と出てしまいます。子どもに『ちゃんとしりんっ』って言ったり。語尾につく“じゃん・だら・りん”の響きが特徴的で、キツい印象にならないのが良いですよね。豊橋弁には、私もあなたと同じ、共感している、距離が近いということを感じさせる効果があるような気がします。それが、優しい雰囲気を感じる理由なのかもしれません」

*【じゃん】“いいじゃん!”のような強い肯定の意味ではなく、「〜だ」「〜です」「〜だよね」くらいのニュアンス。使い勝手が良い。 【だら】文字で表すとよくわからないが、発声すると勧請や雰囲気が伝わる不思議な言い回し。「〜でしょう」といった相槌の意味。 【りん】「〜なさい」「〜しよう」と、主に動詞の後ろにつけて行動を促す際に使われる。

このページをシェアする
  • ライン
関連タグ
  • 佐野 妙

愛知県豊橋市生まれ。市内の小・中・高校・専門学校に進学。地元企業に就職する。2006年(平成18年)にプロの漫画家としてデビュー。2007年「まんがライフMOMO」にて『森田さんは無口』連載スタート。現在は複数の連載を抱えながら、小学生男児の母として子育てにも奮闘中。

https://twitter.com/sttae

pagetop