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交流Interview SPOT LIGHT

No.
123
丁寧なリペアでよみがえる絵本

2022.05.02

大人の古本とは違い、子供が読んだ絵本には噛んだ痕や落書き、汚れなどが多く見られます。「こども古本店」の絵本は、代表の中島ひであきさんやスタッフの手によって丁寧にクリーニングや修理をされてから店頭に並びます。
まずは専用のクリーナーで汚れをきちんと落としてから、本と同じ素材でできたテープを使って持ち主の名前が書かれている部分や破損部分を修正します。修理が終わったら、図書消毒機にかけて総仕上げ。風を送りながら全てのページを開き、小さなホコリやダニなどもきれいに落として紫外線で消毒します。図書消毒機はコロナ禍以前に購入したのだとか。国内の古本店で導入したのはここが初めてです。
「ここに並ぶ絵本がどういう工程をたどってみんなの手元に届くのかを知ってもらいたい」と、2021年1月からは子どもを対象にした「えほんやさん体験教室」を開催。子どもたちはスタッフと同じユニフォームを身にまとい、絵本のクリーニングや修理を体験します。絵本の修理を通して、古きよきものを大切にする心を育みます。

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  • 中島 ひであき

1981年生まれ、愛知県北名古屋市出身。幼少の頃から本が好きで、学生時代には古本店でアルバイトを行い、高校卒業後は地元の古本店へ就職。その後、新古書店のスーパーバイザーとして活躍し、大手書店に再就職。児童書の担当として絵本に関する知識を研鑽する。2011年に絵本のオンラインストアを開店。その後、古本の修理に関する知識を修得。2015年には移動絵本屋を開始、2台のトラックで東海地方を回る。2020年に現在の店を開店。

https://www.kodomofuruhonten.net/

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