
関谷醸造株式会社 代表取締役 関谷健さん
交流124号のインタビューページにご登場いただいたのは、愛知県を代表する銘酒「蓬莱泉」の蔵元である関谷醸造株式会社の7代目を継ぐ関谷健さん。江戸末期から続く老舗の酒蔵で生まれ育ち、ごく自然に家業を受け継ぐ立場であることを認識していたのだそうです。

「高校生の頃には、普通に仕事を手伝っていました。早朝に起きてひと仕事してから学校に行っていました」と当時を懐かしそうに語る関谷さん。

先代の社長である父から受け継いでから、株式会社として米作りに新規参入するため、アグリ事業部を立ち上げたり、名古屋市内に関谷醸造の日本酒を飲める飲食店をオープンしたりするなど、広い視野で新事業を手掛けてきました。国内はもちろん、海外からの引き合いも少なくない中、関谷さんは地元である奥三河を大切にし、事業軸の基本は奥三河においてきたと言います。

「奥三河は、食べるものがおいしく、空気もきれいで水もすっきりとしておいしい。住むのに本当に良いところ」と奥三河自慢を語れば、話題に事欠かない様子。

そして「うちの日本酒は、奥三河を凝縮したような飲み物。設楽町や稲武町(現・豊田市)の気候風土や醸造技術などすべてが詰まっているのです。まだ奥三河にいらっしゃったことがないという人には、“奥三河の気候風土”をぜひ体験していただきたいですね」と愛情たっぷりに話してくれました。
関谷さんの詳しいお話は、冊子「交流」124号をぜひご覧ください!



