つながっている、ひろがってゆく。交流
このページをシェアする
  • ライン
交流Interview SPOT LIGHT

No.
124
地域に寄り添った酒造り

2022.07.19

日本酒の質を決定づける大切な要素は酒米である、という信念のもと、関谷醸造では自家製米を積極的に用いている。
奥三河の山里に遅い春がやってくると、田んぼの世話が始まる。冬の間に休ませていた田んぼを田植えができるようになるまで、きれいに整え、初夏に田植えを、秋には稲の頭が垂れるまで毎日田んぼを見守り続ける。
つまり、日本酒の原料である酒米が奥三河の風景の中で育つところから、日本酒づくりは始まっている、ということなのだ。
7代続いている関谷醸造では、おそらくその代ごとに大きな節目を迎えてきたはずだ。当代では、農業に参入するという大きなチャレンジを始めた。こうして育てられた地元産の酒米は、関谷醸造のブランドネームが冠された日本酒となって愛飲者の手元に届くのである。
「愛知県内への出荷が非常に多いのですが、自家製米で地元の人間が作った日本酒を地元の人に飲んでもらう、これこそ地酒だと思うのです。またそれが実現できるようになって、とても嬉しく思っています」と関谷さんは自身が考える地酒の定義を語ってくれた。

このページをシェアする
  • ライン
関連タグ
  • 関谷 健

幕末に創業した奥三河の酒蔵・関谷醸造の7代目。東京農業大学農学部醸造学科を卒業し、肥料会社や農業総合試験場、酒の卸会社などを経て、家業である関谷醸造に入社。 平成22年(2010年)に代表取締役に就任。伝統的な酒造りを継承しつつ、アグリ事業部や名古屋市内の飲食店運営、道の駅したらで日本酒体験工房「ほうらいせん酒らぼ」を始めるなど、日本酒を広く発信すべく、幅広い事業を展開している。

https://www.houraisen.co.jp/ja/

pagetop