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甲斐みのり 中部伝統通信

No.
112
民芸の粋を感じられる家具工房

2019.06.03

松本民芸家具の工房は、元は染色工場だった建物を受け継いでつくられた。そのため敷地内には、かつて染物を洗っていた川が流れ、アルプスの伏流水が湧き出ている。その水に木を浸けることで曲木(まげき)ができる。迷路のように複雑な構造の工房の中には、職人一人ひとりの作業スペースがあり、親方と弟子が隣り合わせで粛々と仕事に打ち込む。職人は新しい製品にとりかかるたび道具を自作し、鉋(かんな)だけでも100種類近くあるそう。これまで作ってきた製品のバリエーションは千数百を数える。中町通りにある土蔵造りの「中央ショールーム」で、常時400種類ほどを展示販売する。

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文筆家。静岡県富士宮市生まれ。旅や散歩、お菓子に手土産、クラシックホテル、暮らしなどを主な題材に執筆。著書は『ポケットに静岡百景』(ミルブックス)『地元パン手帖』(グラフィック社)など多数。近著は『アイスの旅』(グラフィック社)。

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