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甲斐みのり 中部伝統通信

No.
113
どこか愛らしく不思議な短いトンネル

2019.10.01

大井川鐵道の地名(じな)駅ホームから千頭(せんず)方面を見ると、コンクリートでできた長さ11メートル、幅5メートルの短いトンネルが見える。どうしてこんなに小さなトンネルができたかと言うと、大正時代から昭和14年頃まで藤枝~沢間間を、お茶・木材・食料品・雑貨類などの荷物を運ぶために運転していた索道(ロープウェー)から落下した荷物が大井川鐵道の列車や乗客に危険を及ぼすのを防ぐための保安用とし建設されたそう。今ではこの短いトンネルと大井川鐵道を走るSLの風景をセットで眺めるために、多くの人が地名駅に訪れる。

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文筆家。静岡県富士宮市生まれ。旅や散歩、お菓子に手土産、クラシックホテル、暮らしなどを主な題材に執筆。著書は『ポケットに静岡百景』(ミルブックス)『地元パン手帖』(グラフィック社)『アイスの旅』(グラフィック社)など多数。