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甲斐みのり 中部伝統通信

No.
114
伊勢型紙の彫刻に挑戦!

2019.12.16

三重県鈴鹿市の伝統工芸・伊勢型紙と鈴鹿墨の歴史・製造行程・道具などを紹介する「鈴鹿市伝統産業会館」。美濃和紙を柿渋で加工する型地紙づくり、彫刻刀で着物の文様を掘り抜く型紙彫りの熟練の技術を展示室のパネルを通して知ることができるうえ、毎週日曜日には彫刻師が実演を行う。この日、道具彫りの技法を間近に見せてくださったのは、祖父の代から3代続く彫刻職人・兼子吉生さん。細かな柄を掘り抜く作業は見学する側にも緊張感が伝わるが、同時に自分も挑戦してみたいという気持ちがムクムクと湧き上がり、体験コーナーへ。売店で体験用のしおりを選び、彫刻刀で簡単な絵柄を彫り抜いた。形地紙にシャクっと入り込んだ刃先が、その後はススッと小気味よく進み、完成したしおりを大切に持ち帰ってきた。

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文筆家。静岡県富士宮市生まれ。旅や散歩、手みやげ、クラシック建築、暮らしと雑貨などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書に『ポケットに静岡百景』など。最新刊は『たべるたのしみ』(ミルブックス)。ドラマ『名建築で昼食を』(テレビ大阪・BSテレ東)の原案・監修を手がける。