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甲斐みのり 中部伝統通信

No.
115
日本有数の焼きものの産地・常滑市へ

2020.03.02

元々は大型の日用雑器の生産地だった常滑市だが、近年は日本一の急須の産地として知られている。中でも常滑市の顔と言える朱泥の急須の滑らかな表情は、「チャラ」と呼ばれる化粧土によって現れる。そんな急須と同じ土を用いた粘土を液状にし、石膏型に流しいれる「鋳込み成形」と板状の粘土を石膏型に押し当てる「たたら成形」でつくられるのが、盤プロジェクトの器。鮮やかな色を織り成すチャラと牡蠣殻の粉末をかけて焼き上げる。生地に海藻をかける伝統技法「藻がけ」のアレンジで牡蠣殻の粉末をかけることで、より華やかに。有志たちが風土に根付く料理のための器をつくり始めたのがプロジェクトのはじまり。その核となり新たな挑戦を続ける「マルヨ久田製陶所」三代目の久田貴久さんの工房を訪ね、お皿や酒器など、さまざまな製品を見せていただいた。

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静岡県富士宮市生まれの文筆家。旅、散歩、暮らし、雑貨、手みやげ、お菓子やパン、建築などをテーマに書籍や雑誌に執筆。著書は『ポケットに静岡百景』(ミルブックス)など多数。また、地域ごとに愛されているパンを紹介する『地元パン手帖』(グラフィック社)を元にしたガチャガチャが販売中。

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