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甲斐みのり 中部伝統通信

No.
116
和紙の魅力の発信拠点

2020.06.15

70年の歴史ある機械すき美濃和紙メーカーの丸重製紙企業組合が営む「Washi-nary」は、和紙の原料蔵を改装した和紙専門店。「ワインの世界を楽しむように和紙の世界を楽しんでほしい」との思いを持ち、和紙ソムリエに相談しながら用途や好みに合わせた和紙選びができる。

一方、1868年(明治元年)に紙問屋として創業した「シイング」は、もともとポチ袋や便箋など王道の和雑貨をつくっていたが、数年前から和風にとらわれない遊び心のある紙雑貨を生み出し、店売りにこだわらずさまざまなイベントへの出店を行う。どちらも伝統を守りながらも今の時代に柔軟に寄り添い、日頃はあまり和紙に馴染みのない人たちへも和紙の可能性や面白さを伝えてくれる。

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静岡県富士宮市生まれの文筆家。旅、散歩、暮らし、雑貨、手みやげ、お菓子やパン、建築などをテーマに書籍や雑誌に執筆。著書は『ポケットに静岡百景』(ミルブックス)など多数。また、地域ごとに愛されているパンを紹介する『地元パン手帖』(グラフィック社)を元にしたガチャガチャが販売中。