つながっている、ひろがってゆく。交流

交流トップページへ戻るボタン

記事検索アイコン
記事検索
CLOSE
このページをシェアする
  • ライン
甲斐みのり 中部伝統通信

No.
117
地域色のある張子に触れる

2020.09.15

木型に柔軟性のある美濃和紙を貼って乾いたら刀を使って型抜きし、切れ目を糊で付けて張子の原型に。日本画の画材にも使われる胡粉(ごふん)を膠(にかわ)で溶いて表面を白く塗り、その上から彩色するのが浜松張子の製作の大きな流れ。片手に鰹や徳利を手にした「酒買い達磨」は、胴体、両手足、手に持つ道具などパーツが細かく手間がかかる。「祖母も母も忍耐と我慢強さがありました。工房にこもって行う作業は孤独だけれど、欲しいと言ってくださる方がいることが励みにも誇りにもなる」と、浜松張子・五代目の鈴木伸江さん。

このページをシェアする
  • ライン
関連タグ
  • 甲斐みのり
  • 文筆家

文筆家。静岡県富士宮市生まれ。旅や散歩、手みやげ、クラシック建築、暮らしと雑貨などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。著書に『ポケットに静岡百景』など。最新刊は『たべるたのしみ』(ミルブックス)。ドラマ『名建築で昼食を』(テレビ大阪・BSテレ東)の原案・監修を手がける。

pagetop