
「花」がもたらす、心和む・心優しくなる時間を提案
ありがとうの花
〜ガーベラ〜
March 04. 2025(Tue.)
花は日々の暮らしに彩りを添えるだけでなく、時には相手に気持ちを伝え表現してくれる効果もあります。
大切な家族、楽しい仲間、お世話になっている方、大好きな人…。贈る相手のことを思い浮かべながら、花屋さんに相談して花を選び、花束を創りあげていく喜びを楽しんでいきましょう。


ガーベラは、キク科の花で、比較的温暖な場所で咲くといわれています。
約2,000種類あり、咲き方や大きさもさまざま。これもガーベラなの?と驚くような変わり咲きもあります。
小さな花が集まり、ひとつの花のように見えるのは、キク科の特徴です。
外側の花びらに見える1枚1枚がひとつの花であり、舌状花(ぜつじょうか)と呼びます。さらに花芯は筒状花(つつじょうか)または管状花(かんじょうか)と呼ばれる花の集合体です。
ガーベラに種類が多いのは、この花芯の形状が多様で、いろいろな咲き方が見られるからです。
多くのシーンで使える
多彩な色合い


先輩にとっては心機一転のタイミング。気持ちが華やぐような花束をプレゼントしたいですよね。
ガーベラは種類やカラーバリエーションが多いので、ガーベラだけを合わせた花束でもぱっと華やかになります。
同じ白でも真っ白なものからアイボリーまで、赤なら淡い赤から濃いワイン色、ほかにもピンクやオレンジ、イエローなどのビタミンカラーまで、彩り豊かです。
緑などの寒色系も最近開発されました。染料を使ってつくられた青いガーベラもあります。
また、アレンジもしやすく、花のもちが良いというのも利点です。
写真下は左から、ヴォルデモート(赤)、ボレロベルベル(黄)、マリモグリーン(緑)、スパイダーバンブー(ピンク)、プチマヒナ(黄)、グリーンスパイク(緑)、パスタ(ベージュ)、ボレロリサリサ(ピンク)、ボレロディヴィディヴィ(緑)、カプレーゼ(オレンジ)、オルセン(赤)、かたぎり(黒)、ブラッドレイ(赤オレンジ)。
そのままデスクに飾れる
シンプルアレンジ


「オフィスはエアコンなどで乾燥しがちなのと、必ずしも花瓶があるとは限らないので、花束ではなく、アレンジメントで贈るのもひとつのアイデアでは?」と花屋さんから提案が。さらに、「オフィスに馴染むように、あまり背を高くせず、スッキリとしたトーンでつくるといいでしょう」と教えてもらいました。


オアシスの水が乾燥してなくなってきたら、乾ききる前に上から水を挿すのが長持ちさせるポイント。
今回使用した花材


ガーベラのクリームイエローの清々しい色合いが、春らしい彩りに。