月刊ワタナベマキ

毎月違ったテーマで人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介

〜黄金比の合わせ調味料を覚えよう〜
家にある調味料でOK
失敗しない麻婆だれの麻婆豆腐

August 20. 2026(Thu.)

「購入したけど、使い道がわからず賞味期限が切れてしまった」と相談されることが多いのが、甜麺醤(テンメンジャン)や豆板醤(トウバンジャン)なのだとか。
甜麺醤に、しょうゆとみりんを同量で合わせて調味料に!そこに豆板醤を加えれば、中華料理の大人気メニュー・麻婆豆腐の味付けになります。
ここでは、甜麺醤・しょうゆ・みりん(1:1:1)に豆板醤をプラスして「麻婆だれ」としてご紹介。豆板醤には辛味があるので、小さなお子さんがいるご家庭や辛味が苦手な方は量を調整してくださいね。

応用自在の麻婆だれでつくる麻婆豆腐

実は、今回のテーマで、この麻婆だれが一番考えました(笑)。麻婆と呼ぶには豆板醤を入れるべきですが、黄金比では表現しきれないと思いました。そのため、しょうゆ・みりん・甜麺醤を【1:1:1】で合わせたものを「麻婆だれ」にして、豆板醤で辛味を調整します。
何度か試作して、この麻婆だれは汎用性の高い調味料になりました。野菜炒めや焼きそばの味付けにもちょうど良いのです。麻婆豆腐はもちろん、麻婆ナスや麻婆トマトなど、いろいろと試してみてください。

◎[麻婆だれ]材料(つくりやすい分量)

しょうゆ
50ml
甜麺醤
50ml
みりん
50ml
豆板醤
小さじ1(好みで調整)

◎[麻婆豆腐]材料(4人分

麻婆だれ
大さじ3
木綿豆腐
1丁(300g)
豚挽肉
200g
長ネギみじん切り
1/3本分
にんにくみじん切り
1片分
しょうがみじん切り
1片分
豆豉(トウチ)
20g
100ml
片栗粉
大さじ1
少々
ごま油
大さじ1

<調味料A>

花椒パウダー
あれば
ごま油
大さじ1

◎つくり方

  1. 木綿豆腐は倍の重しをして約30分おいて水切りをし、約2cm角に切る。
  2. フライパンにごま油を入れ、にんにくみじん切り、しょうがみじん切りを加えて中火にかける。
  3. 香りがたったら豚挽肉と半量の長ネギみじん切りを入れ、火が通るまで炒め、細かく刻んだ豆豉と麻婆だれと塩を加えてひと煮立ちさせる。
  4. 沸騰した湯に1.を入れてひと煮立ちさせ、網杓子などですくって湯を切り、3.に加える。

    【Point!】豆腐は茹でてから使うことで余分な水分が飛び、たれがからみやすくなる。
  5. 水を加えてひと煮立ちさせ、アクを除き、蓋をして3分煮る。
  6. 残りの長ネギを加えてサッと炒め、火を止めて、同量の水(分量外/大さじ1)で溶いた片栗粉を加えて混ぜ、再度中火にしてとろみをつける。
  7. 仕上げに<調味料A>を加える。
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