気ままにカフェめぐり

年間300件以上のお店をめぐる編集者・かにぃさんが中部地域のカフェをご紹介

ハーバルセラピストが営む
心落ち着く非日常カフェ
matane HERB&SPICE(岐阜県各務原市)

May 28. 2026(Thu.)

ハーブやスパイスをたっぷり使った
身体に優しいメニューが豊富

日々の忙しさで疲れた自分をリフレッシュしたい時に飲みたくなるのが、優しい香りのハーブティー。そんな心にも身体にも嬉しいハーブティーをゆっくりと楽しめるカフェが各務原市にあると聞いて、足を運んでみた。

線路脇に佇む白亜のビル。以前は市の施設だったところをリノベーションした店内はゆったりと広く、どこか懐かしい雰囲気だ。レトロなテーブルやソファが並ぶ席のほかに、両サイドの窓際にはカウンター席がずらり。一方は行き交う電車、もう一方は賑やかな中学校の校庭を望む珍しいシチュエーションも人気で「こちらで電車を眺めながらのんびりする人や、あちらでサッカーの練習風景を見ながらお茶を楽しむ人など、それぞれの過ごし方で楽しんでいただいています」と店主はにこやかに話す。

オープンのきっかけを尋ねると「当時、わたし自身、長く落ち込んでいた時期が続いていたのですが、たまたまハーブティーを飲んだら心がスッと落ち着いて。私と同じように悩んでいる人たちにも、ぜひ同じ体験をして少しでも楽になってほしいと思いました」と一念発起、約2年間勉強してハーバルセラピスト(※)などハーブに関わる資格を多数取り、愛知県江南市に1号店「MediCafe」を始めたそう。「もっとたくさんの人にハーブのすばらしさを知ってほしい」と、2024年末に2号店となるこの店を立ち上げた。

扱うハーブは80種類以上。「リラックス作用のハーブを使ったお茶や、疲労回復効果を期待できるハーブを煎じたものなど、独自にブレンドした一杯を提供しています」との店主の言葉どおり、「イライラしちゃう時」「スッキリしたい」などメニュー名もユニークなハーブティー を、自分の状態に合わせてチョイスできる。

全6種類揃うランチにもすべてハーブやスパイスを使用。その日の朝にミンチにした肉でつくるハンバーグやメンチカツなど、どれも魅力的。今回は「職人が一つひとつ丁寧に手焼きした車麩を使っています」と店主が絶賛する炭火手焼き車麩の唐揚げを注文した。複数のスパイスで仕上げる自家製調味料に漬けた車麩は、表面はカリッと、中はもっちりとして、まるで肉料理のような食べごたえがある。噛むたびに優しい甘辛さとほんのりスパイスの香りが広がり、ご飯にもよく合う。地元野菜を使った惣菜も手づくりで、ほっとする味わい。
ランチにつくドリンクはデトックス作用があるチコリを使ったラテ、スイーツは自家製キャロットケーキをオーダー。ラテは、大量のチコリを焙煎し、蒸してから独自のシロップに。濃厚ながらもまろやかな飲み心地で、ニンジンとスパイスをふんだんに使ったケーキとも相性がいい。口にするたびに体の芯からデトックスされていくようだ。

※ハーバルセラピスト:メディカルハーブによって心や体の健康維持を提案する専門家

市の施設だった建物の一角をリノベーション。
隠れ家を彷彿とさせる入り口の扉は、
開けるまでのワクワク感がたまらない。
開放感がありゆったりくつろげる店内。
テーブル席、ソファー席、カウンター席と
それぞれのシーンに合わせて利用ができる。
電車や学校の校庭を望むカウンター席。
つい時間を忘れて過ごしてしまう。
自慢のランチ。プレートのメインには
粗挽き牛肉100%の手ごねハンバーグや
炭火手焼き車麩の唐揚げが特に人気。
イチオシのチコリラテをはじめ、オリジナルの
ハーブティーは種類も豊富。スパイスをたっぷり
混ぜ込んだスイーツも食後におすすめ。

店舗情報

matane HERB&SPICE
ハーブとスパイスをふんだんに使ったランチやスイーツ、ハーブティーが人気のカラダとココロに優しいカフェ。愛知県江南市の人気店「MediCafe」の姉妹店。テイクアウトの販売もあり。

MAP

岐阜県各務原市那加東亜町106
電話番号:080-7628-4236
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