月刊ワタナベマキ

毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介

〜ワタナベマキさんが、きしめんを料理したら!〜
ハーブ風味でさっぱり
カルボナーラきしめん

September 19. 2025(Fri.)

パスタの国・イタリアには、タリアテッレという平たい形状のパスタがあります。きしめんをパスタと考えて発想したのが、こちらのカルボナーラきしめん。生クリームやベーコンではなく、コーンクリーム・ソーセージ・牛乳を使っています。
カルボナーラのこってり感はあるものの、食べた後の感触は、ほどよくさっぱり!その秘訣は、ローズマリーの風味にあります。きしめんと合わせても違和感がないのは、この隠し味があるからでしょう。ぜひ、ローズマリーも準備してみてください。

カルボナーラきしめん

カルボナーラは、生クリームとベーコンとチーズをたっぷり使ってつくるコクのあるパスタ料理です。今回はきしめんを使うので、さっぱりとした食後感に仕上げたいなと思い、コーンクリームと牛乳、そしてソーセージでつくりました。
コーンクリームの自然の甘みが、やさしい味わいとなって仕上がります。さらにソーセージの旨味がきしめんにも染み込みますので、どこかで味わったような親しみを感じるのではないかしら。 ソーセージという食材は、懐かしい風味を秘めていますよね!

◎材料(4人分)

きしめん
240g〜320g(1人あたり60〜80g)
ソーセージ
8本
コーンクリーム缶
400g
玉ねぎ
1個
にんにくみじん切り
1かけ分
ローズマリー
2〜3本
粉チーズ
30g
大さじ2
牛乳
100ml
小さじ2/3
粗びき黒こしょう
少々
オリーブオイル
大さじ1

◎つくり方

  1. 沸騰した湯にきしめんを入れて袋の表示通りに茹で、冷水にとって水気をしっかりと切る。
  2. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけて香りがたったら、薄切りにした玉ねぎ、3等分に切ったソーセージを加え、玉ねぎが透き通るまで炒める。
  3. コーンクリーム缶、ローズマリー、酒を入れて混ぜながらしっかりと煮立たせる。

    【Point!】ソーセージの旨味が玉ねぎに移るので、鍋底に線が引ける程度まで、ソースはしっかり煮立たせます。
  4. 3に粉チーズ、牛乳、塩を加えてさっと混ぜる。
  5. 1を加えて軽く煮立たせながらからめる。器に盛り、粉チーズ少々(分量外)と粗びき黒こしょうをふる。
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