毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介
太くて長い「伊勢ひじき」で、
ペペロンチーノ!
May 12. 2023(Fri.)
ひじきは3月~5月の大潮(干満の差が最も大きい時のこと)の干潮時にだけ収穫され、乾燥させて市販されます。三重県はひじきの産地として長い歴史を持ち、中でも「伊勢ひじき」は太く食べ応えがあることで知られています。ここではしっかりした味わいの「伊勢ひじき」を使って、ペペロンチーノに発想を得た、洋風の保存食を作ります。
ペペロンひじき
伊勢ひじきは太くて味わい深いので、これをパスタに見立てて、ペペロンチーノのように炒めます。我が家では多めに作り、保存食として重宝しています。そのままご飯や冷奴にのせたり、トマトと和えてサラダにしたり、炒め物に加えてみたり。時にはチーズとともにパンにのせてトースターで焼き、朝食にすることも。応用が効くので、いろいろ試してみてください。
材料(作りやすい分量)
- 伊勢ひじき
- 15g
- にんにく(つぶす)
- 1かけ
- 赤唐辛子(種をのぞく)
- 1/2本
- 塩
- 小さじ2/3
- 酒
- 大さじ3
- オリーブオイル
- 大さじ1
- ひじきはさっと洗い、かぶるくらいの水で約10分浸してもどし、手で掴んでざるに取り、水気を切る。
- フライパンに、にんにく、赤唐辛子、オリーブオイルを入れて中火にかける。
- 香りがたったら1を入れて、油が全体になじむまで炒め、酒を加え、汁気がなくなるまで炒めて、塩をふる。