毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介
伊勢醤油漬けのカツオを
大胆にグリル!
May 17. 2024(Fri.)
伊勢醤油に漬け込んでマリネしておいたカツオの表面をフライパンで焼くメニュー。カツオの“漬け”を焼きつけてつくるダイナミックな料理です。
コクがありさっぱりとした後味の伊勢醤油とカツオの相性がよいことがよくわかります。
カツオの伊勢醤油グリル
カツオのタタキとは違って、中まであたたかくなるように加熱します。この加熱度合いがいちばんのポイント。
表面に焼き目がつくまでさっと焼いたら、あとは火を消して蓋をします。ここで蒸し焼きに。完全には火を通しませんが、全体を温めます。そうすることでカツオの生臭さがなくなり、タタキとはちょっと違った、“グリル”になります。
材料(4人分)
- カツオ(刺身用)
- 300g
- 伊勢醤油
- 大さじ3
- 三つ葉
- 1束
- 新しょうが
- 約30g
- ごま油
- 少々
- カツオは表面の水気を拭き、保存袋に入れて伊勢醤油を加え、しっかり揉み込む。30分以上冷蔵庫に入れておく。
- フライパンにごま油を入れて、中火で熱し、1を加えて表面全体に手早く焼き目をつけたら火を消し、蓋をして数分置いておく。
- 食べやすい厚さに切り、カツオの表面に伊勢醤油(分量外)を少し塗る。ざく切りにした三つ葉と、さっと水にさらして細切りにした新しょうがをそえる。