揚げたナスを洗ってから煮る！
それが美味しくなる秘訣

夏野菜の代表格として知られるナスは、今では一年中店頭に並びますが、いちばん旬の季節は7月～8月。全国各地でブランドナスが作られており、愛知県では天狗ナス、静岡県では折戸ナスが有名です。油と相性が良く、油で揚げるレシピが多く紹介されています。ナスのオランダ煮とは、揚げたナスを出汁や醤油などで味付けしたつゆで煮たもののこと。今回は、揚げたナスを熱湯で洗う調理法もご紹介します。

ナスは油で揚げてから、調味料Aでさっと煮るのですが、揚げたナスには油がつきすぎていて、そのまま煮ると油っぽい仕上がりになってしまいます。そこで、揚げたてのナスの皮目に熱湯をかけて表面についた油を洗い流してから煮ると、適度に油が抜けて、調味料が染みやすくなり、やさしい味わいの揚げ煮物になります。熱湯をかけるひと手間はかかりますが、仕上がりがまったく違ってきますので、ぜひチャレンジしてみてください。