月刊ワタナベマキ

毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介

サバとトマトを使って
豪快な洋風ピラフに

November 03. 2023(Fri.)

サバは秋が旬。餌をたっぷり食べて丸々と太り、脂がのる11月がもっとも美味しいと言われています。青魚特有のDHAやEPAを多く含んでいるとされており、抗酸化作用も注目されることが多い魚です。脂がのった栄養たっぷりのサバを見つけたら、炊き込みピラフを作ってみませんか。お米と一緒に炊き込むことで、栄養も旨みもギュッと閉じ込めたピラフの出来上がりです。

サバの炊き込みピラフ

サバは、旨味が強い魚でダシもよく出るため、炊き込みピラフにぴったり。生臭みが出ないように、ニンニクやパセリを使い、トマトとともに炊き込みます。炊飯器はもちろん、大鍋やホットプレートでも調理できるので、大勢のお客さまを招く時は、お鍋やプレートごとテーブルにお出しするのもいいですね。トマトの赤とパセリの緑で色鮮やかに仕上げてください!

材料(4人分)

サバの切り身を半身分
4切〜5切
玉ねぎ
1個
ピーマン
3個
トマト
1個
にんにくみじん切り
1片分
パセリみじん切り
少々
2合
白ワイン
大さじ2
300ml
オリーブオイル
大さじ1
小さじ1.5
粗びき黒こしょう
 少々
  1. サバは骨を取り除き、約3cm幅に切り、塩小さじ1/2をふって15分おく。ざるにあげたら、身側と皮側に熱湯をまわしかけ、ペーパーで水気をふく。
  2. 玉ねぎとピーマンは粗みじん切りにする。トマトはタネを軽くのぞき、ざく切りにする。
  3. 米は洗って、ざるにあげる。
  4. 鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、1を加えて両面焼き目をつけて一度取り出す。
  5. 4の鍋ににんにくを入れて香りが立つまで炒め、玉ねぎ、ピーマンを加えて透き通るまで炒める。3を加え油がなじむまで炒める。
  6. トマト、取り出したサバ、白ワイン、水、塩小さじ1を加えて蓋をし強火にかける。煮立ったら弱火にして約12分炊き、30秒強火にして火を消し、約15分蒸らす。器に盛り、パセリと黒こしょうをふる。
上部へ戻る