毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介
くたくた食感のブロッコリーは
じゃがいもと合わせてペーストに
April 12. 2024(Fri.)
ホクホクのブロッコリーが美味しいのはもちろんですが、くたくたに茹でたブロッコリーは、甘味が出てまた別の味わいになります。
一緒に茹でたじゃがいもをつぶして合わせ、ペーストにすると、独特の美味しさに。パンにつけたり、肉や魚の付け合わせにするなど、フランスやイタリアなどでよく食べられている料理です。
最後にオリーブオイルとこしょうをかけることで、味わいにぐっと深みが出ます。
ブロッコリーとじゃがいものペースト
我が家では、このペーストを、皮目をパリッと焼いた白身魚や鶏肉のソテーの付け合わせにしています。
翌日まで残ったら、トーストにのせてチーズをかけて焼くと、簡単な朝食になります。
時間が経つとブロッコリーの色が悪くなりやすく、保存食には不向きなので、1〜2日で食べきるようにしましょう。
材料(つくりやすい分量)
- ブロッコリー
- 1/2株
- 新じゃがいも
- 3個(450g)
- 玉ねぎ
- 1/2個
- にんにく(つぶす)
- 1片
- 白ワイン
- 50ml
- 塩
- 小さじ1
- 粗びき黒こしょう
- 少々
- オリーブオイル
- 大さじ2
- ブロッコリーは約2cm角に切る。新じゃがいもは皮をたわしで洗い、約2cm角に切る(新じゃがいも以外の普通のじゃがいもを使う場合は皮をむく)。
- 鍋に1、粗みじん切りにした玉ねぎ、にんにく、白ワイン、塩を入れ、ひたひたになる程度の水(分量外)を加え、中火にかける。
- 時々ヘラで混ぜ、煮立ったら弱めの中火に。蓋をして、じゃがいもが柔らかくなるまで約8分煮る。
- 中火に戻し、ヘラで混ぜて潰しながら水分を飛ばす。
- 器に盛り、粗びき黒こしょうとオリーブオイルをふる。