
毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介
〜いつもの脇役を主役にするメニュー〜
味つけいらずで手軽に調理、
大葉が主役のはんぺんバーグ!
April 11. 2025(Fri.)
市販のはんぺん(浮きはんぺん=白色でソフトな食感が特徴)を活用した手軽につくることができて、食卓の主役になるメニューです。手でつぶして細かくしたはんぺんに、大葉と刻んだ玉ねぎをたっぷりと入れて混ぜ、形をまとめて多めのごま油でじっくり焼くだけ!
はじめてつくる料理は、味つけがうまくいくか不安なものですが、はんぺんには、すでに塩味がついているので、味つけ不要で美味しく仕上がる安心メニューです。
このメニューは“混ぜて焼く”という至極のシンプルさで、大葉の清涼感のある香りが主役になります。はんぺんのふわふわ感と玉ねぎのシャキシャキ感のコントラストが印象的で、冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもピッタリ!多めにつくって焼いて冷凍しておくのも良いですね!
大葉のはんぺんバーグ




爽やかな香りの大葉がしっかりと主張しつつ、はんぺんの味わいも引き立てる相性抜群の料理です!
市販のはんぺんは、白身魚と卵白でつくられており卵白にはつなぎの役目があるので、具材と混ぜれば自然にまとまります。ふわふわ食感の魚のハンバーグのようになりますよ。そして、タンパク質を手軽にとれるところも嬉しいポイント。玉ねぎのシャキシャキ食感もいいアクセントになり楽しめます。
はんぺんというと、おでんが思い浮かぶ人が多いですが、こうして使うとまったく別のメニューに生まれ変わります。
◎材料(4人分)
- 大葉
- 10枚
- はんぺん(浮きはんぺん)
- 3枚(300g)
- 玉ねぎ
- 1/2個(約100g)
- ごま油
- 大さじ1
- 白いりごま
- 少々
- 大葉は軸を切り、6〜7枚を千切りにする。
- 玉ねぎは、粗みじん切りにする。
- はんぺんを手でつぶし、1、2を加えてよく混ぜて7〜8等分に丸める。
その内の3〜4個に、切らずに残しておいた大葉をのせて軽く密着させる。
【Point!】
おむすびをつくる要領で、ふんわりとむすべば、具材が密着してふわふわ食感のはんぺんバーグに! - フライパンにごま油を入れて中火で熱し、3を加えて焼き目をつける。裏返したら弱めの中火にし、蓋をして約3分焼く。
- 器に盛り、白いりごまをふる。