月刊ワタナベマキ

毎月違った食材をテーマに人気料理家・ワタナベマキさん考案のレシピをご紹介

〜自慢したくなるお魚メニュー〜
まろやかな酸味とコクのあるソースが絶妙
食べ応え◎大満足のお魚サラダ!

May 16. 2025(Fri.)

生野菜と焼いた魚を合わせて、ボリューミーなサラダをつくってみましょう。魚は小麦粉をはたいて、表面がカリッとなるまで焼きます。

焼いた魚と生野菜をつなぐのは、バルサミコ酢(ブドウ果汁とワインビネガーを低温でじっくりと煮詰めてつくられた果実酢)を使ったソースです。バルサミコ酢・はちみつ・しょうゆ・オリーブオイルを、魚を焼いた後のフライパンでちょっと煮つめてトロンとしたら、ソースの完成。ほんのり甘くて、コクのあるソースが魚と野菜にからまって、味をまとめてくれます。
焼き魚がオシャレなカフェメニューに早変わりです!

さわらのカリカリ焼きごちそうサラダ

魚に小麦粉をはたいて焼くと、表面がカリっと仕上がります。魚の美味しさをコーティングしてくれるので、しっかりと焼き目をつけてくださいね。サラダの野菜と合わせても、水分でベチャッとなる心配もなくなります。
このメニューでは、ベビーリーフと春に旬を迎えるスナップえんどうを使っていますが、他にもサラダ菜やパプリカなどのカラフルな野菜とともに盛り付ければ、ごちそう感のある豪華なサラダになります。
我が家では一年を通じて、いろいろな野菜と魚を合わせています。タンパク質とビタミンたっぷりの健康的なサラダですね。

◎材料(4人分)

さわら
3切
ベビーリーフ
30g
スナップえんどう
8本
紫玉ねぎ
1/2個
にんにく薄切り
1かけ
薄力粉
小さじ2
小さじ1/3
粗びき黒こしょう
少々
オリーブオイル
大さじ1

調味料A

バルサミコ酢
大さじ1
はちみつ
小さじ1
しょうゆ
大さじ1
オリーブオイル
大さじ1
  1. さわらは1切れを3等分に切って塩をふり約15分おいて水気をキッチンペーパーで拭き、薄力粉をつけておく。
  2. スナップえんどうは、筋をとって塩少々(分量外)を加えた湯で約1分半茹でて冷水にとったら水気を拭き、縦2つに割る。
  3. 紫玉ねぎは縦薄切りにして3分ほど水にさらし、水気をキッチンペーパーで拭く。
  4. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱し、香りがたったら1を並べて両面焼き目がつくまで4〜5分焼き、中まで火を通す。

    【Point!】 さわらは薄力粉をつけて、直前に小麦粉を軽くはたいてから焼く。
  5. 器にベビーリーフ、2、3を盛り、4をのせる。
  6. フライパンをさっと拭き、調味料Aを入れて煮立たせて熱いまま5にかけ、粗びき黒こしょうをふる。
上部へ戻る