
高島屋の和菓子バイヤーが中部地域注目の和菓子をご紹介
「ちもと餅」
ちもと総本店・長野県軽井沢町
May 11. 2026(Mon.)
やわらかくてモッチモチ
黒糖とくるみが好相性!
文豪・川端康成が愛したとの逸話も残る、老舗和菓子店・ちもと総本店。
店名をそのまま冠した看板商品「ちもと餅」は、黒糖を使った求肥(ぎゅうひ)に卵白を合わせて練り、寒天と混ぜ、信州の名産品・くるみを加えてつくられたお菓子です。
一般的な求肥餅に比べかなりやわらかく、モチモチしているけれど寒天を使っていることで歯切れがよいのが特徴。くるみの芳ばしい香りがアクセントになっており、お茶はもちろん、ミルクやコーヒーとも相性がよさそうです。
ひとつひとつが竹皮で包まれている個包装なので、手土産にもピッタリ。「竹皮で包むように考案したのは、私の曽祖父です。竹皮は抗菌作用がありますし、お茶会のお菓子として出された時に、竹皮で口元を隠すことができるので、お客さまが使いやすいように考えたものだと聞いています」と話してくれたのは、4代目主人の吉田裕さん。
「求肥に卵白を加えることで、きめ細かさとふわふわの食感を出し、さらに寒天を加えることで、やわらかいのに角が立つ状態にしてから、ひと晩寝かせます。寝かせることでゆっくり固まり味が落ち着くのです。曽祖父の初代からほとんど製法を変えずに、現在まで受け継いできました」と丁寧に教えてくれました。
その日に販売する分をその日につくる和菓子屋の基本を守り続けている吉田さん。創業時のスピリットをそのまま表したのが、ちもと餅です。


固まり落ち着いたら、表面に粉をはたく。






店舗情報


- ちもと総本店 軽井沢本店
- リゾート地である軽井沢のまちの中心に位置。趣のある佇まいの店舗は、和菓子販売だけではなく、喫茶スペースが大きく、そばやうどんなどの軽食と甘味の両方を提供している。時間帯を問わずに終日賑わっている。
MAP
〒389-0102長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢691-4
電話番号:0267-42-2860





