売り切れ御免の
大人気菓子店
御菓子処 藤むら・長野県松本市

御菓子処 藤むらの創業は1938年。現在3代目を継ぐ近藤智郷（ともさと）さんの祖父が始めたそうです。

創業当時のことは詳しい記録が残されていませんが、和菓子店で修行を重ねた智郷さんの祖父が、松本市内で開店し、生菓子や干菓子などを中心に丁寧な和菓子づくりで評判を呼んでいました。
智郷さんの父である2代目は、洋菓子店で修行をして家業に戻り、「れぇずんくっきい」をはじめとした洋菓子系のお菓子をつくるようになります。

店頭には、生菓子が4〜5種類、焼き菓子が3〜4種類、このほか酒まんじゅうなど通年販売している菓子が並んでいます。いずれも夕方には売り切れてしまうことが多いそうです。事前予約を受けていないため、藤むらの菓子を求める人で朝から行列ができることも。

地道に真面目に美味しい菓子づくりを続けてきた藤むら。訪れたなら、ぜひ選ぶ楽しみも含めて、この店の菓子を味わってください。

看板商品である「れぇずんくっきい」と同様に人気がある商品で、藤むらを代表する菓子のひとつ。

丸く成形されたしっとりなめらかな黄味あんに、ホワイトチョコレートがかけられた和洋折衷タイプで、上に描かれたピンクのドットがアクセントになっています。
表面のホワイトチョコレートはとても薄く、指でさわると溶けそうなほど繊細。名前の通り、雪がほほえんでいるような、どこまでもやさしい味わいです。