和洋のジャンルを超えた
幅広い商品が魅力の菓子店
御菓子司 杉野屋・静岡県浜松市

1937年、現在の浜松市浅田町で初代・杉野與一さんが創業した「杉野屋」。その当時は、和菓子を中心に、新聞やケーキなどいろいろな商品を扱っていたそうです。
コンビニエンスストアができはじめた頃に、商品を和菓子にしぼり、2代目の時代には和菓子専門店となりました。現在は、2代目である杉野義明さんご夫妻と、3代目の杉野仁志さん、そして職人さんたちとともにお店を営んでいます。
毎日手づくりされる和菓子は夕方には売り切れてしまうほど人気があり、中でもお団子は飛ぶように売れていきます。
みたらし団子・あん団子・ごま団子は1日100本ほどつくられますが、午前中に売り切れてしまうことも。このほか、マドレーヌやどらやきなどの定番商品がずらりと並んでいます。
また、浜松はメーカーが集積しており、出張で訪れる人も多いといいます。ビジネスで必要な手土産の需要もあり、今では浜松駅のキオスクにも、杉野屋の和菓子が並んでいるのだそうです。

こちらも杉野屋の大人気商品「遠州揚げまんじゅう」。
自家製のこしあんをまんじゅう生地で包み、表面にマカダミアナッツをつけて揚げてあります。
マカダミアナッツの香ばしさとまんじゅう生地が、中のしっとりこしあんとぴったりマッチ。食べる直前に、オーブントースターで軽く温めると、表面のカリカリ感が増して、いっそう美味しくいただけるのだとか。
人気商品だけに、あっという間に売り切れてしまうので、お早めに予約することをおすすめします。賞味期限は1日限り。