「ピスタチオのおはぎ」
餅惣（もちそう）・岐阜県大垣市

創業は1862年、餅惣は大垣駅の近くに店舗を構え、江戸時代から餅専門店として商いを始めた餅菓子の老舗です。餅・赤飯をはじめ、季節の和菓子を扱っています。
そんな餅菓子屋だからこそ、きなことあんの「おはぎ」はしっかりおさえておきたい人気の定番品。さらに餅惣では、季節によってオリジナルおはぎが登場するので、それを求めて来店するファンも多いそうです。春は桜、秋は紫芋あんが人気で、春秋のお彼岸のシーズンになると登場するのが「ピスタチオのおはぎ」です。ピスタチオ独特のコクのある味わいとナッツの風味が印象的で、しっとりとした餅米と抜群の相性です。
店主の鳥居清さんによると、かき氷にピスタチオを合わせているお店を知ったのをきっかけに、「ピスタチオ×おはぎ」のアイデアをひらめいたそう。
「ピスタチオはナッツなので、餅米ともきっと合うはずだ、と思い、3年ほど前に商品化しました」

岐阜県産の“たかやまもち”という餅米を炊いて丸く整形。白あんにピスタチオペーストを加えて炊き上げたあんで、丸い餅を包みます。ピスタチオあんが餅米になじんで、こっくりとした風味になるのです。
2025年は1月から3月のお彼岸の頃まで販売が予定されています。